前回のブログで、唾液（だえき）の働きについてお話をしましたが、今回は、その唾液の分泌をよくするマッサージをご紹介します。

「唾液（だえき）の働き」についてのブログはこちら↓

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唾液（だえき）マッサージって？

唾液（だえき）には、お口の中の環境をよくする働きがある大切なものですが、ストレスや加齢によって減少していきます。と前回のブログでお伝えしましたが、その唾液（だえき）の分泌をよくするために、顎の下の辺りをマッサージすることを唾液マッサージといいます。 

乾燥したお口を潤す方法として、うがいをする、シュガーレスガムを噛む、保湿剤（ジェル・スプレー・リキッドタイプ）の塗布などとあわせて、唾液腺マッサージなどがあります。唾液腺マッサージで、唾液腺をやさしく刺激することにより、分泌が促され、お口の中の環境がよくなっていきます。

唾液腺マッサージのやり方

唾液腺（だえきせん）は、耳下腺（じかせん）・顎下腺（がっかせん）・舌下線（ぜっかせん）と呼ばれるものがあります。

力を入れずにやさしく指で押すようにしましょう。

①   耳下腺（じかせん）・・・（10回）

人差し指から小指までの４本の指をほっぺにあてて、上の奥歯のあたりを後ろから前へくるくる回しましょう。

②   顎下腺（がっかせん）・・・（各５回）

親指を顎の骨の内側のやわらかい部分にあてて、耳の下から顎の下まで少しずつずらしながら押していきましょう。

③   舌下腺（ぜっかせん）・・・（10回）

　  両手の親指をそろえて、顎の真下から手を上に上げるようにゆっくりと押しましょう。

唾液腺マッサージは、食事前に行うと効果的です。マッサージすることでお口まわりの緊張もほぐれ、食事をよく噛んでおいしく食べることができます。

また、咀嚼筋（そしゃくきん）＝噛む筋肉　のトレーニングにもなります。

食事前以外にも、時間がある時にやってみてはいかがでしょうか。