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2019/12/16
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唾液(だえき)の働き

今回は「唾液(だえき)の働き」についてです。


口の健康の維持に重要な役割を果たす唾液(だえき)。

唾液(だえき)は、耳の下にある耳下腺(じかせん)、顎の下にある顎下腺(がっかせん)、舌の下にある舌下腺(ぜっかせん)の、3つの大きな唾液腺から分泌され口の中を潤します。

健康な成人の方の場合、1日あたり平均1.0~1.5L(大きなペットボトル1本分くらい)分泌されると言われています。



唾液には、健康に関わるさまざまな働きがあります。


①自浄作用

食べかすを、喉の奥へ洗い流す洗口液の役割を行って初期の頃の虫歯を防いでくれます。


抗菌作用

虫歯や歯周病などの口の中の細菌の感染や、体の中に病原菌が入ってくるのを防いでくれます


H緩衝作用

食べ物を食べた後の口の中は、酸性に傾きますが、唾液はこの状態を改善し中和してくれます。


消化作用

飲食により唾液中のアミラーゼという酵素が、お米やパンなどの炭水化物を消化してくれます。


再石灰化作用

飲食により、溶けかかった歯の表面を修復し虫歯を防いでくれます。


⑥ 粘膜保護・潤滑作用

粘性のあるムチンが粘膜を保護し発生をスムーズにします。


溶解・集作用

味を感じさせ噛み砕いたり飲み込んだりしやすい塊にします。上皮成長因子と神経成長因子が傷を治します。


粘膜修復作用

上皮成長因子と神経成長因子が傷を治します。



唾液の分泌が少ないと感じたら…


唾液の分泌量はストレスや加齢によってどんどん減少していきます。

口の乾きやネバつきを感じることが多い場合は食事の時にはよく噛むようにてみましょう。

レモンのようにすっぱいものを食べると唾液の分泌が増えますので、唾液が出にくいと感じるときは、

すっぱいものを食べるのも良いですよ。



噛めば噛むほど唾液の分泌量が増えます。

唾液をしっかり出すように心がけましょう(^▽^)/






 



 

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