～健康な歯～

皆さんは、ご自身の歯が何本あるかご存知ですか？

永久歯は全部で28本（親知らずを含めると32本）です。

ただし、まれに永久歯の数が生まれつき少ない(※)「先天性欠如」の方もいるため、正確な歯の数は人によって違います。

(※)「先天性欠如」とは生まれつき歯の卵(歯胚)が作られず、生えてくるべき歯が何らかの原因により生えてこない場合を言います。

では、年代別に歯が残っている割合を見ていきましょう

【35～44歳】　87.8%

【45～54歳】　83.8%

【55～64歳】　72.5%

【65～74歳】　60.3%

年を重ねるごとに歯が残っている割合が減っています。どうすれば歯を残すことができるのでしょうか・・・

「歯は再生しない」ということを意識して歯にダメージが出る前に、予防治療のために歯科医院に通院するようにしてみましょう。

失われた歯はもとには戻ってくれないのです・・・

１番怖いのは生活習慣病と言われる歯周病。

歯周病はサイレントディジーズ(静かなる病気)と呼ばれ「痛み」などの自覚症状が出にくく知らない間に症状が大きく進行していることもあります。初期を含めると成人の８０％以上がかかっているといわれ歯を失う原因の１番です。

治療方法については何度かお話していますが、下記のようなことに気をつけましょう。

①     よく噛む

②     歯磨きをする

③     フッ素入り歯磨き粉を使う

④     歯間ブラシやデンタルフロスを使用し、歯と歯の間を清潔に保つ

⑤     歯科医院に行き歯垢や歯石除去し、自宅ではできないメンテナンスを受ける

⑥     上下の歯を付けないようにする

⑦     歯ぐきのマッサージ

etc.

歯が丈夫だといいことがたくさん！

御飯がおいしく食べられる、あごを動かすので脳の働きがよくなる、胃の働きがよくなる、発音がよくなる、肥満を防ぐことができる等など

皆さんも健康な歯、健康な身体で楽しい毎日を過ごしましょう。