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2019/4/15
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歯周組織の構造

前回は、歯の構造について書きましたが、今回はその歯を支える「歯周組織」について書きたいと思います。






 ・歯肉 (しにく)

歯肉は歯茎(はぐき)ともいい、歯周組織のうちの1つです。歯頸部(歯と歯ぐきの境い目部分)周囲と歯槽骨の表面を覆い、歯と歯槽骨に付着している粘膜組織です。    


 ・歯槽骨 (しそうこつ)

 歯を支えている顎の骨で、歯槽骨によって歯は支えられています。 歯周病などで歯槽骨が大きく破壊されると、歯が揺れてきたりします。   


 ・歯根膜 (しこんまく)

歯を支える歯槽骨と歯の間にあり、歯と歯槽骨を強固に結びつけています。歯の靭帯とも呼ばれています。歯や歯ぐき、神経等と比べるとあまり知られていませんが、重要な役割をしており、歯根膜には、神経や毛細血管が含まれます。そして他の歯周組織への栄養を補給する役割にもなっています。また、食べ物を噛む時に歯にかかる力を吸収・緩和し、歯に加わる力が直接歯槽骨に伝わるのを和らげるクッションの働きをしています。   


 ・歯肉溝 (しにくこう)

 歯肉溝とは、歯と歯茎の間にある溝のことです。 歯肉溝はどんな人の歯にもあり、健康的な歯であれば1〜2ミリ程度ですが、歯周病が進行すると溝も深くなっていきます。 炎症などにより深くなった状態を、歯肉ポケット、歯周ポケットと呼びます。



耳慣れない言葉が多く少し難しく感じますが、歯や歯周組織の構造・名称を知っていると、歯の治療の際に先生から説明される処置の話ももっとわかりやすくなると思います。現在通院中の方も、そうでない方も、歯と歯周組織の構造について知識を深めていただけたらと思います。

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