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2019/4/1
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ドライソケットについて

抜歯した後の穴が塞がらず、骨が露出してしまう状態のことをドライソケットといいます。

抜歯後は、血餅(けっぺい)と呼ばれる血のかたまりが穴を覆い、その上を皮膚が覆うことで穴は塞がっていきますが、何らかの原因で穴が塞がらず、その穴に食べカスの汚れなどが入り込むことで骨に当たり、痛みを引き起こします。     


 〜ドライソケットの症状〜 

 ・抜歯後、2〜3日経ってからの痛みの方が強い 

 ・抜歯後、1週間以上たっても痛みが収まらず、むしろ酷くなっている 

 ・何もしなくてもズキズキと痛む

 ・飲んだり食べたり風が当たったりするともっと痛い 

 ・傷口である穴が、赤黒くなく、白っぽく見える   

 これらの症状があるとドライソケットの可能性があります。    


 〜ドライソケットの原因〜 

 抜歯後にできるはずの血餅(けっぺい)がうまく作られないことにあります。   


 ・うがいを何度もしてしまう 

抜歯後に、血が止まるまでガーゼを噛むように言われますが、それはしっかりと止血を行うためと、血餅を作るためです。血餅はできあがるまでに時間がかかり、できたばかりの血餅はもろくはがれやすいため、何度もうがいをしてしまうとはがれてしまいます。 そのため、抜歯した当日はなるべくうがいをしないで下さい。   


・抜歯後の傷痕を触る 

抜歯後は穴が開いたような状態になるため、どうしても気になってしまいますが、舌や指、歯ブラシなどで触らないようにして下さい。血餅は一度はがれてしまうとまた血餅ができるのに時間がかかるので、そのままの状態では自然に血餅が作られない場合も少なくありません。


・入浴、飲酒、激しい運動 

長風呂やお酒、運動などは体中の血の巡りを良くし、血を止まりにくくさせてしまうので、抜歯した当日は避けて下さい。出血が多いほど、血餅もできやすくなりますが、血がなかなか止まらないことで口の中が不快に感じ、うがいをしてしまい血餅がはがれてしまいます。    


 抜歯後、このような痛みが当てはまる場合は、ご予約の日にかかわらず、いつでもご連絡・ご来院下さい。

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