レントゲンとは、放射線のひとつの「Ｘ線（エックス線）」を使った写真撮影のことです。

レントゲン撮影で使うＸ線は、人体に影響するレベルには程遠いごくわずかな量なので、大人にも子供にも安心と言われています。 

レントゲンには２ 種類の撮影法があります。 口の周囲全体を撮影する『パノラマ』と、一つ一つの歯を細かく診るために撮影する『デンタル』があります。    

パノラマでは、顎全体を撮影し、虫歯や歯周病を診たり親知らずや歯の生えかわりなどをチェックします。  

デンタルでは、部分的に撮影し、かくれた虫歯や歯槽骨など特定の範囲を細かく診ることができます。 例えば、歯の詰め物の下や歯と歯の間など外からでは見えない虫歯を発見できたり、歯ぐきにかくれている歯周病の症状もしっかり確認し、歯槽骨が破壊・吸収されてしまった様子も見ることができるようになっています。     

歯科レントゲン撮影の放射線量は、自然界から年間に浴びる放射線量と比べても1/100以下とごくわずかであり、現在のデジタル式では被ばく量も旧来のフィルム式に比べて1/5〜1/10となっています。 撮影は口の周りだけなので胎児への影響も限りなく少なく、万一妊娠に気づかずレントゲンを撮ったとしても心配ないと言われています。（そうであっても、妊娠しておられる方はスタッフまで必ずお声をかけてください。）

その他にも、レントゲン撮影に心配なことがありましたら、お気軽に歯科医師かスタッフにお伝え下さい(^_^)